速度の面では明かな向上が見られる今回のバージョンアップでますます使いやすくなったGmail。その他にはどのような変化を遂げたのでしょうか。
発表があった直後から明らかにInboxの表示速度が向上していたGmailですが、今回、自分のアカウントにも”Older version”のリンクが付いたことから、新バージョンになったことが明確になりました。
お使いのアカウントが新バージョンに対応しているかどうかを確認したい場合は、設定→言語にて言語をEnglish(US)に切り替えて、上部メニューに”Older version”が無いかどうか確認してみてください。
新バージョンは、現在のところ英語版に切り替えないと利用できません。
旧バージョンでも先読み機能による速度の向上は体感できますが、その他にも細かなところでバージョンアップが図られています。
まず、目立って変化あるのはコンタクトリスト(アドレス帳)の管理スタイルです。
従来までのテキストベースのものから、よりグラフィカルな管理画面に進化し、リスト内のユーザーにローカルやPicssaウェブアルバムかなどの画像を付与できる機能が加えられています。
また、メッセージから簡単にフィルタ設定できる機能も追加されています。
チャット機能は、最近のGoogleが積極的に各サービスに取り入れているソーシャルプロフィールと連動するようになっており、Googleアカウントを持ったユーザーのプロフィールには、自動的に画像などが表示されるようになっています。
その他にも新たなキーボードショートカットの追加などが行われています。
まだこれらの機能は英語版のみで、日本のユーザーにはちょっとわかりにくい面もありますが、近日中に日本語版でも登場するかと思います。
速度向上はもちろん、Googleアカウントが各サービスでより一層統合され、シームレスに働いてくれるのはユーザーにとって便利なことですね。
なお、今回のバージョンアップにともない、Gmailに特化したデスクトップツールやFirefox用のアドオンなどの大半でアクセスできなくなっていますので注意が必要です。(Googleは現在デペロッパーに協力を呼びかけているそうです。)
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