Googleでは、地球以外にもすでに月・土星などを見ることができるサービスを公開していますが、今回、”月”バージョンである「Google Moon」が大きくアップデートされました。
以前の「Google Moon」は、地表の画像と色分けされた高低差がわかる画像があった程度で、”情報”と呼べるものはそう多く盛り込まれていませんでしたが、今回のバージョンではかなり”読む”こともできるようになっています。
まず最初にアクセスして気がつくことは、各アポロ計画で降り立った地点や、そのミッションの情報などが表示されるように成っていることです。
アポロ11.12.14.15.16.17号それぞれの地点がマークされ、その地点をクリックすれば計画が実施された日や乗組員の名前がポップアップされます。
さらにZoomリンクをクリックすれば、その計画に関連したマークが表示され、それぞれのマークをクリックすれば当時撮影されたパノラマ画像で周囲を見渡すこともできます。
これはなかなか美しい画像で、見ているだけでも楽しいものです。
また、メニューの”Charts”をクリックすれば、ページ下部にマス目のパネルが開き、地質学資料などの資料を月の地表に重ねて読むことができます。
一般の方が見てもよくわからないものなのかもしれませんが、マルチメディアな”月”百科事典として楽しく使えるツールに進化しています。
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