地図上に様々な情報をグラフィカルに表示し、ユーザーは視覚的にそれらの情報を把握することができるという点で楽しいものです。
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メールのルートをGoogle Mapsに表示するマッシュアップサービス「Email graphic traceroute」もそんなグラフィカルなサービスのひとつです。
メールのヘッダ情報をコピペするだけで、そのメールが地球上のどのサーバーを中継して自分の元に来たかがわかるというもので、ややこしい記述のヘッダ情報も一目で確認できます。
利用方法はいたって簡単です。
メーラー(例としてThunderbird)の”表示”メニューから”メッセージのソース”をクリックし、ヘッダ情報を表示します。
表示したソースの中からヘッダ部分のみコピーします。
(普通に読めるメッセージ部分はコピーしません)
コピーしたヘッダ情報を「Email graphic traceroute」の右側のボックスに貼り付けます。
”Do it”ボタンをクリックし、しばらく待つとGoogle Mapsの世界地図上にメールの発信サーバーの場所、中継地点、到着場所がアイコンで表示されます。
緑のアイコンが発信地で、オレンジのアイコンが中継、または到着地点です。
それぞれのアイコンをクリックするとサーバー名やIPアドレスが表示されるようになっています。
意外な会社が意外な場所にサーバーを置いているのがわかったり、怪しいメールのルートが判明したりするのがおもしろいです。