今度のツールの機能は、勢いに任せてメッセージを送信する前に、ちょっと頭を冷やして考え直すことができるようにしてくれる?[Mail Goggles]というものです。
「Mail Goggles」は、酒に酔っているときや、深夜で強烈な眠気に襲われている時にメールメッセージを送信しようとすると、ほんとに送っていいのか?と言わんばかりに画面上に一旦単純な計算式を表示します。
冷静な判断ができるのなら、答えてみろ!全て正解ならこのメッセージを送信します・・という趣旨の機能です。
機能を有効にするには、Gmailの言語を英語(US)に切り替え、もうおなじみのLabsボタンをクリックします。
*または、Settings→Labsタブをクリックします。
ツール一覧の中から、Mail Gogglesを見つけたら、右側のEnableにチェックを入れ、ページ最下部の[Save Changes]ボタンをクリックします。
この作業が終わったら日本語版に戻しても利用可能です。
日本語版に戻したら、[設定]ボタンをクリックします。
設定一覧の中に、[眠気&飲酒チェッカー]という項目が追加されているはずです。
この、[眠気&飲酒チェッカー]横では、機能を自動的に有効にしたい曜日、時間帯を選択できるようになっています。
デフォルトでは、飲酒の可能性が高い金曜・土曜の深夜時間帯が設定されていますが、お好みで思考能力が低下している曜日や時間帯の選択が可能です。
また、その下のDifficultyと書かれた部分のリスト内で1−5を選択することにより、問題の難易度も設定することができます。
設定が完了したら、早速対応時間に新規メッセージを送ってみましょう。
アドレス、タイトル、本文を入力後、[送信]ボタンをクリックすると、以下のように計算問題がポップアップ表示されます。
この中の回答欄に答えを記入し、送信ボタンをクリックします。
問題が正解ならそのまま送信されますが、間違っていたり、制限時間の60秒を超えると、リトライメッセージとともに新たな問題が表示されるようになります。
上記はレベル1の問題であっさりできそうですが、下記のレベル5の問題は朦朧としているときならかなり手間取ることでしょう。
何度も間違える場合、あなたは正常な判断力を失っているということのようです。
お遊びなのか真剣なのかよくわからないツールですが、酒癖の悪い方が、普段の不満から上司に辞意を表するようなことが無いようにできる・・・などの効果があるツールかもしれません。
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